不貞発覚後、万全に準備した上協議離婚したケース |堺東駅近くの離婚・不貞慰謝料請求を弁護士に相談

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不貞発覚後、万全に準備した上協議離婚したケース

30代 / パート 結婚歴:10~15年 子ども:あり/女性

相談前

依頼者様は、お子様のいるご家庭の奥様でした。ある日、夫の不自然な行動や帰宅時間の変化をきっかけに不倫を疑うようになり、調査や情報収集を進めた結果、夫が1年以上にわたり不倫関係を続けていることが発覚しました。突然の事実に大きな精神的ショックを受けた依頼者様でしたが、今後も夫婦関係を継続することは難しいと判断し、離婚を決意されました。もっとも、依頼者様は夫に対して不倫が発覚したことを伝えておらず、離婚を考えていることも話していませんでした。また、弁護士へ相談していることも一切知られていない状況でした。感情的に離婚を切り出してしまうと、相手が証拠を隠したり、財産状況を把握しづらくなったりする可能性があります。そのため依頼者様は、将来的な離婚や慰謝料請求を見据えながら、まずは専門家へ相談して適切な準備を進めたいと考え、当事務所へご相談くださいました。

 

ご相談時に抱えていたお悩み

依頼者様は、離婚を決意していたものの、実際にどのような手順で進めればよいのか分からず、多くの不安を抱えていらっしゃいました。まず大きな悩みとなっていたのが、「現在手元にある資料だけで不倫の証拠として十分なのか」という点でした。不貞慰謝料請求を行うためには、不貞行為を裏付ける客観的な証拠が重要となります。しかし、一般の方が証拠の十分性を判断することは容易ではありません。また、「いつ夫に離婚を切り出すべきなのか」という点についても悩まれていました。離婚の意思を伝えるタイミングによっては、相手が警戒して証拠を隠したり、離婚交渉が難航したりする可能性があります。さらに、お子様がいらっしゃったことから、「子どもの生活環境をできるだけ変えたくない」「親権や養育費、離婚後の生活設計をどう考えるべきか」といった不安も抱えておられました。加えて、不倫慰謝料についても、法的な見通しを知りたいと考えていらっしゃいました。離婚問題は感情的な問題だけでなく、慰謝料、養育費、財産分与、親権など多くの法的論点が関係します。そのため、早い段階で全体像を整理し、適切な準備を進めることが重要となります。

 

離婚を有利に進めるため夫に知られないよう慎重に準備

離婚問題では、相手に離婚の意思を伝える前の準備が大切で、本件でも依頼者様と十分に打ち合わせを行いながら、将来的な交渉や手続きを見据えて慎重に準備を進めました。離婚や慰謝料請求を有利に進めるためには、準備段階で相手方に警戒されないことが重要になる場合があります。例えば、夫に不倫が発覚したことを伝えてしまうと、

・スマートフォンのデータを削除する
・不倫相手との連絡を断つ
・財産状況を把握しづらくする
・離婚交渉に対して強硬な姿勢を取る

といった事態が起こる可能性があります。実際に、離婚問題では感情的な対立が生じやすく、一度関係が悪化すると話し合いによる解決が難しくなることも少なくありません。そのため本件では、夫に離婚の意思を伝える前に十分な準備を整え、必要な証拠や情報を確保したうえで行動する方針を採用しました。結果として、依頼者様は冷静に準備を進めることができ、その後の交渉においても有利な立場を確保することにつながりました。

 

不倫の証拠収集と情報整理

不貞慰謝料請求では、証拠の有無が結果を大きく左右します。そこで本件では、依頼者様から詳しく事情をお聞きしながら、夫と不倫相手の関係性を、不倫期間や行動履歴、クレジットカード利用履歴、行動パターンなどを整理していきました。また、不倫相手の身元についても十分な情報が揃っている状況ではありませんでした。そのため、どのような資料や情報が今後必要になるのかを具体的にアドバイスしながら、計画的な情報収集を進めました。離婚や慰謝料請求では、「証拠があるかどうか」だけでなく、「その証拠をどのように活用するか」も重要です。証拠の整理や保全を適切に行うことで、その後の交渉や法的手続きを有利に進められる可能性が高まります。

相談後

不倫の慰謝料請求については、夫だけでなく不倫相手に対しても請求を行う方針で進めました。しかし、当初は不倫相手の氏名や住所などの詳細な情報が分からず、慰謝料請求を行うためにはまず身元を特定する必要がありました。

そこで依頼者様には、ご家庭内で把握できる情報を丁寧に収集していただきました。夫の行動履歴や連絡先の情報、過去のやり取りなどを整理した結果、一定の手がかりを得ることができました。その後、弁護士による調査や弁護士会照会(23条照会)を活用し、不倫相手の身元を特定することに成功しました。

また、離婚については、お子様の生活環境や今後の養育方針も考慮しながら慎重に準備を進めました。誰が自宅を出て別居するのか、婚姻費用をどのように取り決めるのか、離婚後の養育費をどの程度請求するのかなど、一つひとつの事項について具体的に検討を行いました。

さらに、将来的に調停や訴訟へ発展する可能性も見据え、夫との会話の録音や録画、LINEでのやり取りの保存など、証拠の確保についても継続的に対応していただきました。十分な準備が整った段階で、依頼者様から夫へ離婚の意思を伝え、その後は当事務所が代理人として対応を引き継ぎました。結果として、大きなトラブルに発展することなく離婚協議を進めることができました。

 

協議離婚がスムーズに成立した結果

本件では、離婚を切り出す前の準備を徹底したことにより、依頼者様にとって有利な条件で協議離婚を成立させることができました。離婚問題では、感情的になってしまい話し合いが難航するケースも少なくありません。しかし、本件では不倫の証拠や各種資料を十分に整理したうえで交渉に臨んだため、相手方も現実的な対応を取らざるを得ない状況となりました。また、事前に婚姻費用や養育費、親権に関する方針を整理していたことから、離婚条件についても比較的スムーズに協議を進めることができました。依頼者様にとっては、不倫による精神的苦痛だけでなく、今後のお子様との生活や経済的な不安も大きな問題でしたが、将来を見据えた形で離婚条件を整えることができたため、安心して新たな生活をスタートするための基盤を築くことができました。

 

夫から大きな反論なく離婚が成立

本件では、当事務所から夫に対して正式な通知を送付した後、夫側から大きな反論や争いはありませんでした。一般的に、不倫が原因となる離婚では、相手方が責任を認めなかったり、離婚条件について強く争ったりするケースもあります。しかし、本件では依頼者様が事前に十分な証拠を確保していたことに加え、離婚を切り出すタイミングや交渉方法についても慎重に準備していたため、夫側も不合理な主張を行うことなく協議に応じました。その結果、長期間にわたる調停や訴訟を行うことなく、比較的早期の段階で協議離婚が成立しました。依頼者様にとっても、精神的な負担や時間的な負担を大幅に軽減できた点は大きなメリットであり、お子様への影響も最小限に抑えることができました。

 

公正証書を作成し将来のリスクに備えた

離婚成立後は、取り決めた内容を確実に履行してもらうため、離婚協議書を公正証書として作成しました。養育費については、離婚後に支払いが滞るケースも少なくありません。口約束や私的な書面だけでは、支払いが止まった際に改めて裁判手続を行わなければならない場合があります。そこで本件では、公正証書に強制執行認諾文言を付けることで、万が一養育費の支払いが滞った場合でも、裁判を経ることなく給与や預金などに対する強制執行が可能な状態を整えました。また、養育費以外にも離婚条件を明確に文書化することで、将来的なトラブルの防止にもつながります。離婚は成立して終わりではなく、その後のお子様の生活や経済的な安定も非常に重要です。当事務所では、離婚後の生活まで見据えながら、依頼者様が安心して新しい人生を歩めるようサポートしております。

弁護士からのコメント

不倫を見つけたこと、離婚を考えていることなど、これらを一切夫に話すことなく、早い段階で弁護士に相談していただいたことが、最善の結果に導いたケースです。

離婚を切り出されると、相手方は、どうしても態度を硬化させてしまいますので、相手に悟られずに離婚の準備を進めることができれば、それに越したことはありません。

その間に、調停や訴訟などの将来の手続を見据えて、情報収集や証拠の確保を行い、万全の態勢で相手方と対峙することが可能となります。

田渕総合法律事務所が離婚問題で大切にしていること

離婚問題は、単に法律上の手続きを進めれば解決するものではありません。夫婦関係の背景やお子様の存在、経済的な問題など、それぞれのご家庭によって抱える事情は大きく異なります。当事務所では、法律的な正しさだけを追求するのではなく、依頼者様が将来に向けて安心して新たな生活をスタートできることを重視しています。そのため、一人ひとりのお気持ちやご希望を丁寧にお聞きし、最適な解決方法をご提案しています。

 

依頼者様の希望を尊重した解決方針

離婚問題では、「とにかく早く離婚したい」「慰謝料をしっかり請求したい」「子どもの生活環境を優先したい」など、依頼者様によって重視するポイントが異なります。

本件でも、依頼者様は感情的な対立を避けながら、適切な慰謝料請求と離婚条件の実現を希望されていました。当事務所では、そのご希望を踏まえたうえで、証拠収集の方法や離婚を切り出すタイミング、交渉の進め方を一緒に検討しました。

離婚問題に絶対的な正解はありません。だからこそ当事務所では、依頼者様の価値観や将来設計を尊重しながら、一つひとつの事案に合わせたオーダーメイドの解決方針をご提案しています。

 

お子様の将来も見据えたサポート

離婚問題では、夫婦間の問題だけでなく、お子様への影響も重要な検討事項となります。親権や養育費はもちろんのこと、離婚後の生活環境や教育環境、経済的な安定など、長期的な視点で考える必要があります。本件でも、お子様が安心して生活できる環境を整えることを重視しながら、養育費や離婚条件について慎重に検討を行いました。当事務所では、離婚成立だけを目標とするのではなく、離婚後の生活まで見据えたサポートを心掛けています。

 

不倫問題や離婚でお悩みの方へ一人で抱え込まずご相談ください

不倫や離婚の問題は、精神的な負担が非常に大きいものです。「相手にどう話せばよいか分からない」「慰謝料を請求できるのか知りたい」「離婚後の生活が不安」など、様々なお悩みを抱えている方も多いでしょう。そのようなときは、一人で抱え込まず、まずは弁護士へご相談ください。当事務所では、依頼者様のお気持ちに寄り添いながら、今後の見通しや最適な解決方法について丁寧にご説明いたします。

 

離婚問題でお困りの方は田渕総合法律事務所にご相談ください。

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